変化

今年、18年振りで隣組長を務める。自治会総会も無事終わりホッとしたのも束の間、「臨時役員会」の招集がかかった。「何事?」と訝しむ思いを抱きつつ出席したら、新会長さんが向こう正面に座り「お忙しい中お集まり云々。この度は重大な過ちを犯してしまい、お詫びと改めて承認を頂きたい」と気の毒なほど肩を落として謝っている。「人でも殺したのか」という風情だ。要は、長年同居していた母親が今現在は自宅に居らず、娘さんが母親の名前で会長職を引き受け仕事の代行をするつもりだったが、銀行の通帳の名義変更をするにあたり、自分は娘なので出来なかった。なので、改めて自分の本当の名前で会長職を続行したいが承認してくれるか?との事。私は、「良いに決まってる。改めて宜しくね」との思いで挙手をして賛成の意を示した。 ところが、前会長さんは「最初に事情を説明し、総会の時に承認を得るべきだった。実際に仕事をしてくれる人の名前を申告すべきだ」とやや強い口調。おいおい・・・そこで私は「今のお話を受けて私も申し上げますが、私も全く同様です。同居の母が高齢で大変なので、娘である私が代行すべく引き受けた次第。団地内地図も母の名前で表記されているし、隣組名簿も母の名前だし、電話も母の名前で出るので、何ら問題とは思わなかった」と報告したら、件の前会長がまたまた興奮口調で「それは、おかしい。貴方は〇〇さんではないのだから」と。私の意見に同調してくれる方が数名居て、但し書きを回覧することで落ち着いた。私には挑んでくるのに、私を擁護する意見を言った男性には話し口調が柔らかい。なんとなくだが、男尊女卑っぽい感情があるのか?!男女の別も関係なく、慣習に囚われることなく、時代に即して良い方法や便利で簡単な方法を取り入れていくべき。だって、時代は令和だもん。と感じた役員会だった。正直、内心は「ムッ」としたけどさ。【ベティ】

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