久々に涼しい気温で過ごしやすい。今年の夏は本当に暑かった。私が子供の頃は、気温が40℃になるなんて想像すらしなかった。夏は確かに暑かったけれど、毎日必ず夕方になると夕立が降り気持ち涼しくなって夜を迎えた。今は暑いまま夜に突入し、ゲリラ豪雨やら線状降水帯やらで局地的に大量の雨が降り、道路が冠水したり川が溢れたりする。自然災害なので、準備もへったくれもない。災害後の用意をすることは出来ても、災害を避ける術はない。このまま、毎年こんなに暑くて大雨が降る夏が続くのだろうか?!温暖化の影響と言われているが、この気候を即座に変えることは無理なんだろうし黙って受け入れるしかない。温暖化どころか熱帯化なんても言われ始めた。子供の頃は、夏休みに学校のプールで遊ぶのが楽しみだったし友達とバスで海に出掛け笑い転げて過ごした。大人になると、海からは遠ざかっていたが、子供が出来ると又海で遊んだ。が、今は海(プール)に浸かるなんて考えられない。思えば年を取ったものだ。夏なんて要らない。ずっと春か秋の気候で過ごしたいと考えるようになってしまった。昔は、時々降る雪も楽しみで楽しみで仕方なかったのに、今は車で坂を下りられるかな、凍ってたらどうしようと、苦痛の対象になっている。淋しいもんだ。小さい頃「早く大人になりたい」と思っていた。勉強はしなくて良いし、お金を自分の為に自由に使えるんだと信じて疑わなかった。実際大人になってみると、そんなに自由でもお金を使いたい放題でもなかった。小学生の頃、幼馴染と家の近所で暗くなるまでかくれんぼをしたり缶蹴りをしたりした頃が、一番幸せだったかも知れない。何も考えず、起きて学校に行って遊んで日が暮れて、帰れば夕飯が待っていて両親も揃って若かった。
な~んて、涼しくなって小さい頃を思い出した。今よりずっと不便だったけど、不便とさえも思わずに過ごしていた昭和の時代。懐かしいな!
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