昔は里芋の葉におりた露は天の川の雫だと考えられていて、七夕の朝にその露ですった墨で文字を書くと上手になるという言い伝えが残っているという。これは、元々は中国の風習で奈良時代に伝わったそう。綺麗な文字の手紙は嬉しいし、その人ならではの文字には体温が宿る気さえする。
デンマークでは、400年の歴史がある国営郵便サービス「ポストノルド」が手紙の配達を年内で廃止することが決まったそうだ。これは、デジタル化で採算が合わなくなったことが要因で、21世紀の初めから比べ手紙の量が90%も減少しているのだそうだ。「それは、そうだろうな」と納得だが、何か淋しい気がする。
日本でも年賀状発売数が右肩下がりで減り続けているのは周知の話だし、年配者の方が続けているのでまだ年賀状文化も残っているにはいるが、「〇〇歳を機に年賀状は今年最後とさせて頂きます」との文言で来年からは出さないよとお知らせしてくる年配の方の年賀状も増えている。若い方たちはSNS利用で新年を祝うようになって久しいから、日本も手紙文化がなくなるのは遠い未来ではないのかも。請求書の発送も省略しメールで簡単に行なえる、というCMもテレビで頻繁に流れてるしな。
かく言う自分も、手紙を書いて送ってるかと問われれば、年に数回、誕生日カードを友人に送るのと少ない年賀状の発送だけ。たまに手紙を書く場合もあるけど、手書きではなくPCで打ち込みプリントアウトしちゃうしな。やっぱり、郵便事業は廃止の方向で進むのは止む無しかぁ・・・。(日本でそうなるとの報道は、まだないけど)
不意に直筆の手紙が届くと嬉しい、なんてこともなくなる未来が近いのかも。悲しい。【ベティ】

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