ママ友のお姑さんが急逝したのを知り、2週間遅れでお悔やみに伺った。突然の事と5類になったとは言えコロナの影響もあり、家族だけで葬儀は済ませたとの事。日曜なのでご主人も在宅されていた。お焼香後にお茶を供され、少し話をしてきた。GW中に孫・ひ孫全員と顔を合わせられたのでそれは良かったと話されていたご主人は、スマホを取り出し自分の孫全員の写真を見せてくれた。「可愛いのだろうな」と素直に感じた。神棚には孫全員の命名書も飾られていた。同行した友人たちと子供や孫の話に花が咲き、悲しい席ではあるものの和やかに短い時間を過ごした。

私には孫が居ない。結婚した息子は「子供は要らない」と話しているし、娘は未婚。このまま孫の存在を感じることなく死ぬのかも知れない。自身としては特段淋しいとも思わないし、どうしても孫の顔を見せて欲しいと思った事も無いのだが、90歳近い私の母はパートナーが居なくても子供は作っておけ、と言う(どうやって?)。昔は、大人になれば結婚し結婚すれば子供を設けるのがごくごく当たり前だったが、いつ頃から変わったのだったか。今は、結婚しても子供を設けない夫婦も居るし、結婚自体を自由選択する時代だ。自分で仕事を持って食べていけるなら全く問題ないと思うのだが、たまーに昭和時代のように大家族で盆暮れは集まり従兄弟同士で飲み会を開いた等の話を聞くと少し羨ましくも思う。先日、偶然会った同級生が「孫が今年就職したの」と言うのを聞き愕然とした。孫が生まれた年齢で、その後の人生も変わってくるのだろうか?!しかし、こればっかりはどうにもならない。今後、万が一孫を授かったら愛情だけはたっぷり与えたいと、友人たちの話を聞きながら一人胸の内で考えママ友宅を辞去した。【ベティ】

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